無農薬のスローフードを提供する


同店はスローフードと呼ばれる無農薬野菜を提供している。また、そばを打つ水にもこだわり、地下120mから汲み上げられた湧き水が使われている。同店の「ごきげんざる」（2,200円）は「元気そば」という、冷たいぶっかけそばにとろろと烏骨鶏の黄身が載った逸品に海老天がセットになった商品。夏場に嬉しいスタミナが付くメニューだ。

気軽にそばを楽しめるセットメニュー


手打ちそばと前菜、デザートがセットになっている「ざるそばセット」（1,200円）は、ざるそばをかけそばに変更することも可能。お酒と合わせれば”晩酌“セットにもなりそうだ。

好みが分かれる店の雰囲気はインパクト大


店内に小物が所狭しと置かれた異色の店。そばの値段は非常にリーズナブルで、十割そばにもかかわらず「普通盛り」で500円、3人前はある「特大」でもたったの800円だ。

甘みと旨みが増した豪雪地帯ならではの「雪室そば」


同店は温泉施設に併設されたそば店ながら、『ミシュランガイド北海道2012特別版』に掲載された。雪室で保存されたソバは甘みが増し、年間を通して風味も保たれる。「辛ねぎそば」（750円）はピリ辛のネギとそばの相性が抜群。

そば打ち教室が経営するそば店


植田塾といえば、述べ２万人の生徒にそば打ち指南をしてきた西の名門。同塾の「吟醸」（普通盛り550円）はオーソドックスな二八そばながら、そば打ち歴25年の塾長の手によって、二八のあっさりとした喉越しとソバの香味が両立した逸品へと仕上がっている。

美しい日本庭園を眺めながら そばに舌鼓


庭園は300坪ほどを誇る。店主の小山佳明氏は「一茶庵」のそば打ち教室で片倉英晴氏に師事した。北海道・音威子府産を主に、幌加内産をブレンドしたソバ粉を二八で打つ「おせいろ」（1,000円）はコシの強さと喉越しのよさが絶妙。