シルクと赤米の「2色そば」


　洗練された雰囲気を醸し出す店舗。店内は決して広くはないが、落ち着いた佇まいだ。イチ押しメニューは紅白の「2色そば」。石川県産の赤米、上質のアミノ産を含む京都府産食用シルクを用いてつくる、〝健康志向〟のそばだ。

生け花を囲んだ9席と、向こうに打ち場


名物は「しらすそば」900円。皿に盛られたしらすは薬味と一緒に汁を入れ、そばをつけて食べる。写真は「せいろ」550円。

[b]「カレー」が自慢[/b


店は、サラリーマンが行き交うJR市ヶ谷駅の近く。店の自慢は「特製カレー南蛮」（800円）。肉と野菜をじっくり煮込んだ店伝統のカレー汁で頂く。ほかに「ざる」（550円）、「鶏南蛮」（650円）等。

盛り上がる腕っ節に込められた「プロ魂」


「旬を大事に」が信条。そば粉は島根産。そばの割合は10対1。ジムで鍛えた腕っ節で、ご主人が手打ちする。人気店なので、夜の利用の際は予約を。

考えられた細打ち「二八そば」


そばは二八の細打ち。上臼の軽い臼でできるだけ抜きに負担をかけないよう挽く。時間によるそばの変化を楽しめる繊細なそばになっている。「上天盛り」（2,300円）にはそばにエビ１本、野菜３点、天つゆが別に付く。

プロも訪れる評判店


　店内は接待で使用しても遜色ない落ち着いた雰囲気。そばの味はもちろんのこと、（そばの）肌が美しい。他店のそば職人も訪れるという評判店だ。