食い倒れの町にひっそり佇む本格店


店名は星と書いて「あかり」。たこ焼きや串カツといった、大阪名物の派手な看板が連なる道頓堀に構える。そば粉は福井県産を使用し、二八の粗挽きで打つ。地元の河内合鴨を使った「天鴨汁ざる」（1,900円）や「鴨南蛮」（1,300円）が人気メニュー。

金土日のみ営業の隠れた人気店


　一見すると、普通の個人住。営業日が金、土、日のみと、変わったそば屋だが、そば粉は石臼手挽きで、季節により、2種類のそばを使い分ける。そばは美味く、値段は手頃。手製の牛乳とイチゴのババロアも絶品だ。

冬は食べられない湯屋のそば


湯宿の日帰り入浴にあわせて昼食の営業を行っている。田沢湖産のそば粉を使った「もりそば」（1,050円）が人気。冬季は道路が閉鎖されるため閉館となる。

毎日夕方5時から「そば打ちショー」


宿の主人の「そば打ちショー」を、宿泊客は無料で見学可能。日替わりで5種類のそばがある。夕食に別注で頼める「そば」（1,000円）は、数んか義理があるので注意。

そばを料理の1つとして原料とだしにこだわる


店構えは洒落た喫茶店風で、店内は打ちっぱなしのコンクリートというユニークなそば店。そばは北海道摩周産を自家製粉。毎朝鰹節を削ってつくるだしは、すっきりとしながら厚みのある味になるように心がけている。写真は「黄金笊」1,000円。

冬季限定、湯葉がのった「冬杏（とうあん）そば」


12月〜2月の冬期限定で「冬杏そば」を提供。幾重にも重なった湯葉がそばを覆っている。つゆはあんかけのようにトロリとして、湯葉と見事に絡み合う。体の芯まで温まる。下町の街角にある、雰囲気も温かいそば店。