立ち食い店なのに本格手打ちそば


店の形態こそ「立ち食い店」だが、そばは全て手打ち。「もりそば」（450円）等、少し値は張るが、味は本物。ほかの立ち食い店にはほとんどない、「そばがき」（900円）といったメニューも。

インスタ映えするカラフルな料理


「女性が気軽に入れるそば店」がコンセプト。メニューにはカラフルな料理が並び、「せいろ」等の定番はなく、創作そばのみ。人気の「ベジポタつけ蕎麦」は、季節の野菜をペースト状にして、豆乳や塩だしと合わせたポタージュ風のつけ汁で食べる。

水戸の本格店


水戸市の住宅街に立地。器は地元の笠間焼きで揃えている。「納豆そば」や「つけけんちんそば」（ともに980円）等。

池波正太郎が通い詰め


作家・池波正太郎氏が、著書『真田太平記』の取材で上田に滞在中、通い詰めていたという同店。「もり」「ざる」の普通盛りで700円。田舎風の伝統の味わいだ。

珍しいそばが味わえる週一営業店


発芽そばとは、水をつけて発芽させたソバの実を使って打ったそばのこと。同店では、発芽したソバをペースト状にし、それに石臼で挽いたソバ粉を1〜2割ほど混ぜている。「発芽そば」（900円）は細打ちと太打ちが選べ、かえしを寝かせていないつゆはすっきりした味わい。

スパイシーなキーマカレーのそば


住宅地、それも目立ちづらい路地に居を構える同店だが、客足が絶えない人気店である。同店は、個性的な創作そばを提供している。人気の「茄子カレーせいろ」はキーマカレーベースのつゆに、鴨油で炒めたナスが浮かぶ。鴨油の香ばしさがカレーの風味と調和した、なんとも味わい深い逸品。