主人は「山めん寒ざらしそば」の推進役

寒ざらしそばは山形のほかにも福島・喜多方市、長野・茅野市、そして発祥の高遠でも試みているが、復元したのは山形が最初という。店長のおすすめは「なめこそば」（写真）940円。

おいしいそばを食べてニッコニコに


お店は、ガラス張りのモダンなカフェのたたずまい。そばは二八で、土・日曜はプラス200円で十割そばも食べられる。「せいろ」（800円）は、細打ちながら、しっかりとした歯ごたえだ。

越後の伝統食「へぎそば」


創業大正11（1922）年。越後地方の伝統のそば「へぎそば」を出す。へぎそばとは、つなぎに「布海苔」を使用したそばを、「へぎ」と呼ばれる器に盛ったもの。薬味がワサビではなく、カラシを使っている。写真は「へぎそばと鴨汁」。

十割そばの2色もりが人気


自家栽培のそばを毎日石臼で製粉。看板メニューは十割そばで、中でも挽きぐるみと丸抜き挽きぐるみの2種類が食べられる「二色もり」（945円）が人気。

そば粉を使ったフランス家庭料理「ガレット」


ガレットとは、そば粉100%の生地を鉄板で薄く焼いた、仏ブルターニュ地方の伝統料理。フランス料理の王道に則った本格的なガレットが頂ける。ランチコースの「カトレア」（1,800円〜）は鎌倉野菜のサラダや前菜の盛り合わせ、スープにガレット、食後のシードルと、ボリューム満点の人気メニュー。

自分で打ったそばをその場で


様々な手造り体験ができる「たくみの里」。「豊楽館」を始め3軒でそば内体験ができる。2人で2,000円、4人で3,200円。