「神田まつや」出身の店主が満を持して開いた新店


店主の野村享史さんは神田まつや等で修行を積んだそば職人。こだわりの自家製粉で、産地の特性や粒度に応じてブレンドする。春の季節メニュー「若菜」（1,900円）は温かいかけそばに盛りだくさんの生の山菜が載っており、さわやかな苦味とシャキシャキとした食感が楽しめる。

名物の「カレー南蛮」は絶対に味わうべし！


お客の7割が注文するという看板メニューの「カレー南蛮」（800円）。平打ちで太麺のそばは、モチモチとした食感。カレー餡はとろみが強く、濃厚かつピリ辛でちょっと大人の味わいとなっている。

古都・鎌倉の古民家で味わう上品な手打ちそば


古民家をリフォームした同店。薄削の本枯節と亀節でコクを出した同店の上質なつゆはDEENの池森秀一氏も絶賛。池森氏一押しのメニュー「せいろ」（980円）は常陸秋そばと北海道空知産の粉をブレンドした店主こだわりの逸品だ。

後世に受け継ぐべきは昨日と変わらぬ“同じ味”


同店の創作メニュー「しぐれ」（950円）は、鶏肉と揚げ餅が入った温かいつけ汁で食べる。揚げ餅でコッテリするため、肉は鴨等に比べて淡白な鶏をチョイスしている。

自然豊かな環境で風味豊かなそばを手繰る


観光地として知られる東京・深大寺の門前に店を構える同店。店主と調理を担当する店主の長男は一茶庵の片倉康雄氏に師事した経験がある。来店した際には、ぜひソバの香り豊かな1日30食限定メニュー「手打粗碾きそば」（900円）をご賞味あれ。

上品なお茶の香りを味わう「茶そば」


そばに抹茶等を練り込んだ茶そばだが、実は江戸時代からある伝統食。同店の「天ざる」（1,650円）は、爽やかなそばの香味と、揚げたての天ぷらを楽しめる人気メニュー。