古民家で味わう山形郷土料理の十割そば


ダムに沈むはずだった古民家を移築した「片中門造り」の藁葺き民家が店舗の掬亭。民俗資料館も併設されており、玄関前に「銭瓶」が置かれている。「とりそば」（1,050円）、「なめこそば」（945円）。どれも十割そばで、季節の野菜を麹で漬けた漬物が付いてくる。

しょう油蔵を改造した店舗


昼はそば屋、夜は居酒屋に変わるが、夜も頼んでおけばそばを出してくれる。気仙沼から新鮮な海の幸が入る。土地の旬の食材をそばに取り入れている。写真は「牡蠣天ざるそば」。

北海道産のそば粉とマガツオのつゆ


1932年創業。北海道産そば粉を7.5とつなぎ2.5。つゆはマガツオを主としてブレンドしている。人気はゲソ天がのった「ゲソ盛り」。写真は「ざるそば」。

江戸蕎麦へのこだわり


外観・内観ともにモダンな雰囲気の店舗。しかし、品書きは江戸蕎麦の伝統を守っており、現在はあまり見かけることのない「淡雪」も出す。

石臼2台を使い分ける本格的なそば料理


あまりそばを食べる習慣がない宮城・仙台で試行錯誤を重ねつゆの味を変えた。現在は仙台のみならず、宮城全域のそば好きに名を知られている。写真は、そばつゆにくるみを合わせた「くるみごのみそば」900円。

こだわりの”早刈りそば”


そばは通常よりも1週間〜10日ほど早く収穫された福井県産を中心に使用。とろろそばの「淡雪」（1,200円）は、とろろは山芋と大和芋をすり下ろしたものに卵白が加えられており、優しい味わいになっている。