ご主人が故郷の味を再現


長野県出身のご主人が、信州産のそばを使い、故郷の祖父母から習った田舎式で打つ。メニューは「ざる」（写真）や「おろし」「胡麻だれそば」等。

酒のシメは細めのそばで


1891年創業。北海道産のそば粉を使い、細めの麺が人気。酒を楽しめる空間をつくっている。

喉越しのよいそば


そばは喉越しがよく、「ざる」（700円）には、海苔がたっぷりのっている。

3色そばが人気


白雪（更科）、いなか、変わりの3種類が楽しめる「三色そば」（1,365円）が人気。他に「せいろう」（735円）「鴨そば」（1,260円）等。

「裁ちそば」を提供する山間にある旅館


標高940mの山間にある温泉旅館。檜枝岐の伝統的な製法で、布を裁つように切った「裁ちそば」は、つなぎを一切使わない、太くて黒っぽい田舎そば。そのほか、そば粉を使った「つめっこ」「はっとう」等、檜枝岐のそば料理が楽しめる。

店主のそばは「竹やぶ」仕込み


　そばは、手打ちの名店「竹やぶ」で修行した店主が打つだけあって味は折り紙付きだ。店の設えは人が繋がるような構えで、中央に20人掛けの、長くがっしりしたテーブル。静寂そのものの山中で、ワイワイガヤガヤの光景が浮かぶ。