「幻のそば」


大豆をすり潰した「呉汁」というつなぎを使う独特なそば。かすかな大豆の香りとモチモチした食感、そして甘みが感じられる。「江戸」（かけそば、天ぷら、デザート付き）2,350円等。

「蕎聖」から21年間学んだ店主


「蕎聖」と呼ばれる片倉康雄氏のもとへ21年間通い続けた店主。片倉氏から譲り受けた石臼で挽いたそばを出している。

そばは福島・喜多方産


荻窪駅北口から徒歩約5分。こじんまりとした店内は、テーブル3卓とカウンター2席。「もりそば」（650円）や「卵とじそば」（750円）等。

目指すのは質のいい「日本料理店」


「そば屋らしくないそば屋」を目指した店。メニューには「湯葉あんかけ」（1,000円）等のそばの他、刺身や鍋等も提供する。

女将の一手間がつくる繊細なそば


細切りでコシのあるそば。つゆは濃いめで上品な甘味がある。そばは女将が毎日手打ちをし、水切りでも一滴も残さぬよう丁寧に水を落とす。

女性客が6割。格安のコース料理が人気


ランチタイムには女性客で一杯になる。個室も、小さな子ども連れの客が他の客に迷惑をかけないようにと利用されることが多い。「海苔かけせいろ蕎麦」のほかに「月見いも」「鴨の南蛮焼き」「大海老天ぷら」等がセットになった「お楽しみコースは4,500円。