１２月１６日、東京都麺類協同組合は「東京二八そば」ブランドが立ち上げ１周年を迎えたことを発表した。
「東京二八そば」は、江戸中期から受け継いできた伝統の職人技を、現在まで維持・発展させてきた高品質で美味しい二八そばを多くの人に食べてもらいたい、という思いから立ち上げられたブランド。開催にあたり、同組合の田中秀樹代表理事は、「昨年５１６店舗でスタートした東京二八そばですが、今年はこのような環境下でも５６２店舗まで拡大することができました。（中略）来年は、1年延期となりました東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定となっております。どのような状況で開催されるのかは未確定な部分がございますが、東京に来られる訪日外国人、全国から東京にお越しいただく皆様方、そして東京の皆様方にとって、江戸から続く東京の味としてご満足いただける美味しいお蕎麦を提供して参りたいと思っております」と挨拶した。
　会場にはブランド公式アンバサダーの女優・武田梨奈さんと、ゲストに歌舞伎俳優の市川猿之助さんが登壇。「効きそば」や「効きつゆ」等に挑戦し、「江戸の粋とは」「そばのたしなみ方、今昔」等をテーマにしたトークで盛り上がった。
　また、１２月２４日には東京国際フォーラムにて「『東京二八』年越しそばの振る舞いイベント」が開催される予定となっている。気になる方はホームページ（ https://tokyo28soba.tokyo/ ） よりご確認いただきたい。