山形では異色の江戸流にこだわるそば屋


同店ではメニューに肉そばも板そばもなく、江戸流を貫く。濃口醤油を使ったつゆは辛口。ソバは北海道産の丸抜きを使用し、専用の石臼で粉を挽く。「鴨せいろ」（1,200円）は、そば本来の味と香りを楽しめる。

東京郊外の老舗店


約50年の歴史を誇り、ジミー・カーター元アメリカ大統領が訪れた店としても知られる、本格手打ち店。せいろ、田舎、粗挽き、更科の4種のそばを、自家製粉の十割として打っている。「粗挽きせいろ」（820円）は、香ばしい穀物の香りと濃厚な味わいが特徴。

駅の居酒屋そば店


水戸駅の駅ビル「エクセル」内。酒肴が豊富で、「そばナゲット」（450円）という珍しいメニューも。「偕楽そば」（1,700円）は3人前で、新潟の「へぎそば」等のように、木の箱にそばが盛られている。

庶民派そば屋として種物で価値を出す


看板商品である「いんちきそば」（860円）は温かい濃いめのかけつゆに豚バラ肉、揚げ玉、ネギを加え、柚子と三つ葉をあしらったコクのあるつけつゆで食べる。豚肉のコクが引き立つつゆは、そばとよく合う。

そばだけでなく、スタッフの接客態度も評判


東京・新橋の有名店「本陣房」からの暖簾分け。本陣房仕込みの、鮮魚料理をはじめとするそば前が充実しており、女将やスタッフの細やかな心遣いが、お客の心をつかんでいる。せいろと変わりそばが同時に楽しめる「二色もり」（1,200円）等。

深夜まで寛げる安らぎの空間


売りは炭火焼と十割そば。フレンチの手法を生かした野菜や肉、魚等の炭火焼料理を楽しんだ後に、そばで締めるのがオススメだ。看板メニューは「ひやかけ蕎麦」（1,080円）。カツオだしの効いたつゆは最後の一滴まで飲み干せる。