運営担当 さんの日記 2020
12月
3
(木)
15:12
第59回「沙伽羅(さがら)」(東京・赤坂)
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編集長ののどごし日記
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沙伽羅(さがら)は内閣官房長官時代に菅義偉総理がよく通っていたお店だ。店主の平川健一郎さんは実に感じの良い人だ。沙伽羅と観世水(かんぜすい)の2店舗のオーナーになったのは、そばの旨さもさることながら、そのお人柄にあると感じた。
今回は二色もり(柚子切りと田舎そば、1,150円)、鶏そぼろ飯(350円)を頂いた。柚子切りは爽やかであっさりとしたそば。その爽やかさが余韻のように口の中にいつまでも広がっている。田舎そばは粗挽きの太打ち。上品な味わいのある田舎そばといったらいいだろうか。 この日の新ソバは茨城県古河産だったが、通常は福井県の丸岡在来と大野在来を使用しており、石臼で自家製粉している。そばのつなぎは1割5分とか。そんな繊細さを感じさせるそばに仕上がっている。つゆも辛くもなく、甘くもなく、実にうまくそばと調和している。料理人の腕だろう。 新型コロナウイルスの感染拡大が心配されていた12月3日、お昼に伺ったが、満席だった。姉妹店の観世水は12月3日現在、昼は休業中だが、開けていれば客は絶えないはずだ。うまいそばはどんな状況だろうと客を呼ぶということを痛感した。 <ズバッ>この店には菅義偉総理も足を運ぶに違いない。ちなみにテイクアウトもやっています。かき揚げ天丼(1,270円)、車海老上天重(1,680円)、車海老天もり(2,400円)他。
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