
第12回「武蔵の国そば打ち名人戦」開催!
投稿日時 2025-12-02 16:11:43 | カテゴリ: 最新ニュース一覧
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11月15日、第12回「武蔵の国そば打ち名人戦」(主催/そば塾彩蕎庵「全国ご当地そば伝統継承・推進協議会」)が、志学会高等学校の体育館(埼玉県・杉戸町)で開催された。武蔵の国の名人戦は、江戸時代からソバの産地として知られている武蔵の国で、そばを「うまく食す」ために卓越したそば打ち技術を身に付けた人達が腕を競い合い、「名人」を決定するものだ。大会委員長には小川喜久次氏(武蔵の国そば打ち2代名人/江戸ソバリエ)、競技審査委員長をほしひかる氏(江戸ソバリエ協会認定委員長)、競技審査委員は平松一馬氏(全日本素人そば打ち17代名人)、仲山徹氏(全日本素人そば打ち23代名人/全麺協七段位)、横田節子氏(全麺協六段位/江戸ソバリエ)が務め、食味審査は、競技審査委員4名に一般審査員2名が加わり6名で行われた。名人戦参加者は21名。予選は各自が持参したソバ粉を45分で打つ。審査は水回し、捏ね、延し、切り等の工程を見る。その結果、五名が決勝に進出し、茹で、食味が審査される。決勝は1人ずつ行うため、競技者の一挙一動に審査委員の目が注ぎ、会場は緊迫した空気につつまれた。 閉会式では、審査委員長のほしひかる氏によって最終結果が発表された。「武蔵の国のそば打ち戦」12代名人に選ばれたのは村越啓子氏(江戸ソバリエ)、 同じく準名人に金子明宏氏(全麺協四段位)と馬場兼雄氏(全麺協五段位)、努力賞に田村睦美氏(全麺協四段位)と岩崎秀樹氏(全麺協五段位/江戸ソバリエ)が選ばれ、表彰された。なお村越名人には併せて埼玉県知事賞が授与された。 また、昼休み時間には、掛札久美子氏(武蔵の国そば打ち6代名人)と小林秀美氏(武蔵の国そば打ち7代名人)による見本打ちが披露され、選手ならびに一般参加者から見事なそば打ちに拍手がわいた。 大会委員長の小川喜久次氏は閉会の辞として「?美味しいそばを打つ?という大会のテーマに出場者全員が真剣に取組んでいる様子が感じられる大会でした」と結んだ。次回は来年のこの時季に開催される予定。

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