68名が受賞!「江戸ソバリエ」認定式

投稿日時 2016-11-22 11:56:51 | カテゴリ: 最新ニュース一覧

 11月20日、神田神社の祭務所地下ホールにて「江戸ソバリエ」の認定式が開かれた。まず、受賞者全員で神田神社本殿にてお祓いを行い、その後、会場に移動して授与式を執り行った。
 江戸ソバリエ協会理事長で江戸ソバリエ認定委員長のほしひかる氏は、「今回の江戸ソバリエ認定講座では、審査の結果、72名の受講者の内68名に認定証を授与することになりました。そして、ご覧の通りますます女性が増えまして、国際色も豊かな回となりました。
 今年は能学レポートも素晴らしかったですが、特に舌学レポートが皆様優秀で、僅差による審査となりました。優秀賞の選出は毎年大変ですが、もらっていない方のほうがその後に活躍されていますので、そちらはあまり気にならさないように(笑)」と挨拶。会場を笑いに誘った。
 認定証の授与式では、1名ずつ名前を読み上げながら進行。式の最後、1880年創業の老舗そば屋「かんだやぶそば」4代目店主、堀田康彦氏より祝辞が述べられた。
「江戸ソバリエ認定講座も開講して13年となりました。これまで、認定者は1,000人をはるかに超える人数と聞いています。(中略)様々なアドバイスや、組合や業界へのパイプ役等の活動してみますと、いかに多くの人にお蕎麦が愛されているか身をもって感じ、大変意義のあることだと思いました。それと、我々商売人とは別に、純粋にそば打ちを楽しんだり、美味しいものを人と分かち合って楽しんだり、様々なそばのうんちく道楽を楽しんだりしていることに、大勢の方々が蕎麦を愛好されていると実感しました。
 本日認定証をお受けになる方々につきましては、改めておめでとうございます。お祝いを申し上げます。蕎麦というのは入り口が大変広く、奥行きは深い、というところがございます。なので、今後、蕎麦の様々な楽しみ方をさらにさらに深めていって頂けることを祈念いたしまして、挨拶に代えさせて頂きます。本日はおめでとうございました」
 毎年1回、夏に開催されている同認定講座。講師にトップクラスの専門家を招き、ウンチク(耳学)手打ち体験(手学)、食べ歩き(舌学自習)等を行っている。興味のある方は是非来年、受講してもらいたい。
写真上=お祓いの様子
写真下=特別賞を受賞された方々とほしひかる氏(後段左端)






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