福島県が「会津のかおり」ブランド化戦略を強化

投稿日時 2011-02-08 10:23:35 | カテゴリ: 最新ニュース一覧

 福島県は、県オリジナル蕎麦品種「会津のかおり」を主力として、畑作振興を図る方針を決めた。県内各地の蕎麦団体や流通・販売関係と連携協力しセミナー等を開催するほか、蕎麦祭り等で「会津のかおり」の普及促進等に取り組む。こうした事業を通じ、福島県では「『会津のかおり』の品質向上、収量アップ等に取り組んで行きたい」(水田畑作課の戸井田和<まさ>課長)と話している。
 
「会津のかおり」は在来品種より収量が高く、食味に優れているとされ、生産者や消費者の評価が高い。県内作付け面積は、2008年度67ha、09年度370ha、10年度800haと年々増加しており、11年度は1,200ha以上になる見込み。県では14年度に「会津のかおり」の作付け面積を1,200ha以上とする目標を立てているが、前倒しで達成される勢いだ。

「これまで、蕎麦農家が規模拡大のために『会津のかおり』を導入するケースが多かったが、水田から転換で導入される事例も増加している」(戸井田課長)という。


(蕎麦将軍.com)




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