店内にジャズが流れる老舗


明治35（1902）年創業。店内にはジャズが流れる等、「老舗の型」にとらわれない柔軟さが魅力。「丹波産黒豆納豆そば」は、ご主人が関西を食べ歩きした時に、着想を得た。北海道産のそば粉を使ったそばの上に、大粒の黒豆納豆、ネギ、海苔、オクラと卵黄がのる。味が濃い江戸前のもりつゆで食べる。

京都の老舗茶屋から取り寄せた抹茶を使ったそば


まるで武家屋敷のような日本家屋の店。名物は「茶蕎麦」。京都の老舗茶屋「小山園」から取り寄せた抹茶を使い、さらしな粉に練り込む。香りはもちろん、抹茶の緑が鮮やかなそばだ。

開業当時からの看板メニュー


ご主人は、関西の割烹や、精進懐石、そば屋で１２年間
腕を磨いた。看板メニューは「錦そば」。
7種の具材（千切りにした煮込んだ人参、椎茸、ごぼう、うす揚げ、湯葉、錦糸卵、焼き海苔）と薬味の三つ葉がのった彩り豊かな一品。

宿から独立した蕎麦屋


自然に囲まれた一軒宿が、宿から車で2分ほどの場所に独立させた蕎麦屋。石臼で自家製粉した十割蕎麦を出している。蕎麦打ち体験もできる。

日本各地の郷土蕎麦をヒントにしたメニュー


蕎麦研究に生涯を捧げた新島繁氏が育てた店。「地獄そば」（950円）や「蕎麦おはぎ」（380円）等、様々な食べ方の「いいとこ取り」をしたメニューが並ぶ。

大阪「キタ」の江戸蕎麦


大阪には珍しい、蕎麦のみの店。40年近く東京のやり方を守っている。営業は深夜1時30分までで、遅くまで飲んだ後でも立ち寄れる。