女将が東京五輪出場


女将の伊沢まき子さんは1964年の東京オリンピックに200m走の選手として出場した過去を持つ。2020年の東京オリンピック開催時にはマスコミが押し寄せたそうだ。「青おにそば」（1,000円）「赤おにそば」（900円）は高畠の野菜がたっぷり載った人気メニュー。

昭和の空気が漂う“いかにも”なそば屋


1988年開業の「手打ちそば そばいち」は、こぢんまりとした店構えが、昔ながらのそば屋の風情。丸抜きで仕入れたそばを石臼で細かく挽き、そば9割、つなぎ1割で打つ。「おろし」（950円）は大根がそばの甘みを引き出し、甘みと辛味のハーモニーを堪能できる。

そば粉を使ったフランス家庭料理「ガレット」


ガレットとは、そば粉100%の生地を鉄板で薄く焼いた、仏ブルターニュ地方の伝統料理。フランス料理の王道に則った本格的なガレットが頂ける。ランチコースの「カトレア」（1,800円〜）は鎌倉野菜のサラダや前菜の盛り合わせ、スープにガレット、食後のシードルと、ボリューム満点の人気メニュー。

「25歳独立」の夢を叶えた人気店


小学生の時に調理師になって25歳で独立という目標をたてた店主は、見事その夢を叶えた。神奈川県産の地場産品を強く打ち出したメニューと酒がウリだ。「モリソバ」（700円）は北海道産の粉を使用した十割、「豚バラと里芋コックリ煮」（850円、小・600円）は人気の一品料理。

そば屋の「バーボン煮」に舌鼓


築90年の古民家を改修した眠庵の雰囲気は、まさに昭和レトロ。近隣のサラリーマンのみならず、遠方からもそば通が集まってくる人気店だ。そばは全て十割で、「もり」（840円）「二種もり」（1,160円）のみを提供している。「牛肉と大根のバーボン煮」（630円）は芳醇な香りとコクが楽しめる人気の一品。

古民家で味わう山形郷土料理の十割そば


ダムに沈むはずだった古民家を移築した「片中門造り」の藁葺き民家が店舗の掬亭。民俗資料館も併設されており、玄関前に「銭瓶」が置かれている。「とりそば」（1,050円）、「なめこそば」（945円）。どれも十割そばで、季節の野菜を麹で漬けた漬物が付いてくる。