「第5回武蔵の国そば打ち名人戦」開催! 新名人は原秀夫さん

投稿日時 2017-10-24 07:18:06 | カテゴリ: 最新ニュース一覧

 10月21日、第5回「武蔵の国そば打ち名人戦」が志学会高等学校(埼玉・北葛飾郡)で開催された。本大会は、有名なそばの産地に囲まれた「武蔵の国」で、「そばをうまく食す技術」と「卓越したそば打ち技術」を身に付けた者達が競い、名人を決定するもの。全国の郷土そばを集結し、食してもらう「全国郷土そば祭り」も、同時開催された。
 武蔵の国そば打ち名人戦の選考は去年同様、予選で「そば打ちの実技」、決勝で「茹で、食味審査」の流れで行われた。
 今回の出場者は24名。予選は3組(1組8人)に分けて行われた。制限時間45分。水まわし、こね、延し、切り、そして片付けまでの工程を審査員がチェックした。会場に集まった人達は出場者のそば打ちを静かに見守った。
 悪天候のため、そばに湿気が混じる等万全の状態とはいえなかったが、出場者はいままで培った技術を発揮した。
 出場者、観客はそばの魅力や打ち方等を話し合っていた。
 決勝には13名が進出し、決勝の「茹で・食味審査」に臨んだ。今回「茹で・食味審査」は「全国郷土そば祭り」同様の会場外で行われた。そのため、慣れない外での茹でとなった。
 また、決勝の「茹で・食味審査」が行われている間、星清信さん(南会津)が裁ちそばの「そば打ち」を披露した。
 審査の結果、第5回名人位・埼玉県知事賞に原秀夫さん(長野県)。準名人位には高橋光一さん(埼玉県)、篠崎正夫さん(千葉県)。努力賞に横山忠弘さん(埼玉県)が選出された。
 これまでの名人位に輝いたメンバーは皆、出身地が異なる。全国のそば打ちレベルの高さがわかるというものだ。第1回名人には中山徹さん(茨城県)、第2回名人は小川喜久次さん(埼玉県)、第3回名人は加持幸子さん(北海道)、第4回名人に前田幸彦さん(京都府)といった受賞者だ。
 今回新たに、4つの賞の他に「彩蕎庵特別賞」が創設された。こちらは本大会第1回目から今回の第5回目まで連続出場している前田佐絵美さん(富山県)、福澤進さん(埼玉県)、横山忠弘さん(埼玉県)、綱川光男さん(栃木県)の4名に贈られた。
 本大会では、二八そば、更科そば、ゴマそば等、多種多様なそばが使用されたため、審査するのは難しいと阿部成男さん(そばネット埼玉代表理事/全麺協東日本支部長)。実行委員長の安田武司さん(そば塾 彩蕎庵塾長)は、「そば好きが研鑽を積み技術を発揮する場としたい。そば好きを支え、支えられる大会にしたい」と挨拶して本大会は終了した。

写真(上)、星清信さん(南会津)による裁ちそばの実演。
写真(中)、ほしひかる氏(江戸ソバリエ協会認定委員長)による賞状授与。授与されたのは第5回名人位に輝いた原秀夫さん(長野県)。
写真(下)第5回名人位、準名人位、努力賞を受賞した各受賞者と本大会委員と審査員達。





蕎麦春秋.comにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.sobashunju.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.sobashunju.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=400